舵4月号 辛坊治郎氏の記事について
辛坊さんが舵4月号の記事中で弊社についてふれています。
記事中で「レモンかオレンジのはちみつ漬け」と書かれているのは、前回の岩本さんとの航海の時にお渡しした夏みかんかグレープフルーツの砂糖漬けのことだと思います。
いつからかわかりませんが、亡母は長期航海の方への差し入れに、夏みかん(甘夏)などの砂糖漬けを作っていました。生鮮品が不足する船旅を思ってのことでした。
オケラの多田さんの時には私も手伝って大量に積み込んだのを覚えています。
日本を離れるまでは海は荒れることが多いのですが、多田さんからも、船酔いがひどくて出港後しばらくはこれしか食べられなかったと帰国後に言われました。
作り方は簡単です。夏みかんが一番良いのですが、無ければグレープフルーツなど酸味の強いものがよいです。
ただ、ひたすら剥いて、砂糖をまぶし密閉できる容器に入れるだけです。常温だと最後は発酵してきますが、それでもシュワシュワして美味しいです。
間寛平さんや比企さんの出港の際も作りました。
長期航海をされる方にはお勧めです。甘夏の入手できる今の時期に一度お試し下さい。
むいた夏みかんをドレッシングと和えて、春キャベツの千切りに混ぜて食べても美味しいですよ!